💬 みらおファミリーの家族会議

メタバース霊園って、なんかすごく未来的だけど…法律的にはどうなってるんだろ?関係ないかー!



勝手に作ったらトラブルとかありそうよね…宗教的なこととかも気になるし…??



その通り!メタバース霊園は新しいだけに、いろんな“課題”もあるんだ。今日は一緒に学ぼう!
⚖️ 法律的な課題
墓地埋葬法との関係性
日本の「墓地、埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)」は、あくまで物理的なお墓を対象としています。
つまり、仮想空間上にある“霊園”や“墓”は、法律上の「墓地」や「納骨施設」ではないというのが現状です。
そのため、現行法では「メタバース霊園」は法的にグレー。
遺骨の取り扱いや埋葬に関わらない限り、違法ではないけれど、法の保護も受けにくいという課題があります。
デジタル遺産・相続の問題
メタバース霊園の「墓所」や「マイルーム」には、故人の写真や動画、思い出のデータが多数保存されます。
それらは法律上、**“デジタル遺産”や“著作物”**として扱われる可能性がありますが…
- 誰が管理権を持つのか?
- サービスが終了したらデータは誰のもの?
- 家族間で削除・変更を巡るトラブルは?
といった相続や継承の整理が未整備な分野です。
🧭 倫理的な課題
故人の“尊厳”とAI化
近年は、AIや音声再現を使って「故人と会話ができる」霊園機能も登場しています。
しかし…
- 故人が生前に望んでいたか不明
- AIが生成した人格が“本人とは異なる”可能性
- 遺族の“心の整理”を逆に妨げることも
など、倫理的にグレーなラインを歩むことになりかねません。
宗教的な摩擦
供養には宗教が深く関わります。
例えば…
- 仏教では「位牌」や「法要」などの形式がある
- キリスト教や神道では、仮想空間での追悼に違和感を持つ信徒もいる
現時点では、宗教的な“納得感”を得にくい部分もあり、
「メタバース霊園=万人向け」ではない現実があります。
🖥️ 技術的な課題
サービス終了・データ消失リスク
クラウド上に保存されているということは、サービスが終了すれば全てが消えてしまうリスクも。
特に「契約者が亡くなった後」に、誰が更新・支払いを続けるのか問題も無視できません。
本人確認と認証の難しさ
- アバターは誰でも使える
- 名前を偽っても制限が少ない
- 無断で「◯◯さんの仮想お墓」を作ることも可能
といった点から、本人性・敬意の欠如・なりすましなどへの対策も課題です。



うーん…やっぱり、便利になるほどに難しい問題も出てくるんだなぁ〜



誰かを想う“気持ち”って、すごく大事なものだからこそ、ちゃんと守られる仕組みが必要よね



そう!“想い”と“技術”のバランスが未来の供養を支えるんだよ。だから、ルール作りも、これからの“みら活”の大事なテーマなんだ!
🧩 まとめ|想いを守る仕組みを一緒に考えよう
メタバース霊園は、新しい供養の形として大きな可能性を秘めています。
けれど、それを安心して使える社会を実現するためには…
- 法律や相続の整備
- 倫理・宗教的な理解
- 技術の進化とともに生まれる課題への対応
が不可欠です。
“未来の供養”とは、ただ新しいだけではなく、
**「想いを安心して託せる仕組み」**を一緒に育てていくこと。
それこそが、みら活の考える「未来の祈りのかたち」です。



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