☀️ ある日のみらおファミリーの団らん

宇宙葬って未来的でカッコいいよね。でもさ…昔から“空に還る”って考え方、あったんじゃないかな?



うんうん!実はチベットには『天葬』っていう空の供養があるんだよ〜



えっ!?天に葬るの?なんだか…神秘的…でもちょっと怖そう〜



自然に還るってことかしら…。どんな意味があるのか、気になるわね



じゃあ今日は、そんな『天葬』について、みんなで探ってみよう〜!
1. 天葬とは?
天葬(てんそう)とは、チベット仏教圏で古くから行われてきた独特の葬法で、
亡くなった人の身体を鳥(主にハゲワシ)に捧げ、自然に還すという供養のかたちです。
標高の高いチベット高原では、
・地面が凍っていて土葬が難しい
・木が乏しく火葬も困難
という地理的背景から、この方法が生まれました。
しかし天葬は、単なる“合理的な方法”ではなく、
「魂はすでに去ったものであり、身体は器にすぎない」という思想が根底にあります。
2. 背景にあるチベット仏教の思想
天葬を支えるのは、チベット仏教における輪廻転生と**「空(くう)」**の概念です。
- 肉体はこの世に一時的に存在する“入れ物”であり、
- 死後は魂が次の生へと向かうため、
- 残った身体は慈悲の心で他の命へとつなげる——
という考え方が、天葬を“自然と命への供養”として成り立たせています。
3. 実際の流れ(概要)
天葬は専門の僧侶や「天葬師(ローパ)」によって執り行われます。
その流れは以下のようなものです:
- 遺体を布で包み、指定の“天葬台(ドゥルトロ)”へと運ぶ
- 儀式を通じて魂の旅立ちを祈る
- 遺体を切り分け、鳥が食べやすいようにする
- 頭蓋骨は後に砕いて粉状にし、骨粉として鳥に与える
- 遺体のすべてが“空へと還る”ことをもって、供養が完了
その光景は、神秘的でありながら、厳かな意味を持つ儀式でもあります。
4. 現代における天葬の立ち位置
かつてはチベット一帯で広く行われていた天葬ですが、
現代ではいくつかの変化が起きています:
- 外国人観光客の“見学”を目的とした訪問が社会問題となり、 多くの地域で見学禁止・撮影禁止に。
- 都市部では火葬場や病院などのインフラが整い、 一部では火葬や土葬に移行する例も。
- それでもなお、天葬は「命を自然に還す」 文化的・宗教的に大切な儀式として今も続いています。
5. 宇宙葬とのつながりと、みら活的視点
一見まったく異なるように見える、天葬と宇宙葬。
でも、みら活的に見ると、ある共通点が見えてきます。
🌌 空へ還るという発想
🌱 死後も“誰か”に託すという行為
🕊️ 死を「終わり」ではなく、「循環」や「出発」と捉える姿勢
天葬は「自然」に、宇宙葬は「未来」に向けて、
私たちの命を託す行為とも言えるかもしれません。
🔶まとめ:空を見上げる、2つのかたち
“天に還る”という言葉に込められた、想いと哲学。
チベットの天葬は、何千年も前から「空へ還る供養」を実践していました。
それは、宇宙葬という新しい形にも通じる「命のつなぎ方」なのかもしれません。
みら活が大切にしたいのは、
死を「新たなはじまり」に変える視点。
それは過去にも、未来にも、そして私たちの今にも、
つながっているのです。



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