墓じまい 完全ガイド|意味・手順・費用とみら活的提案

霊園の古い墓石の前で、石材店の人の説明を聞くみらい。みー坊がメジャーで墓石の幅を測り、みららが手を合わせている(墓じまい完全ガイドのアイキャッチ)
目次

はじめに

「お墓ってずっと守らなきゃいけないのかな……?」

少子化やライフスタイルの変化で、こんなふうに悩む人が増えています。
そんな中、注目されているのが 「墓じまい」 という選択肢。

でも、お墓を片づけるなんて縁起が悪い?先祖に申し訳ない?トラブルが起きそう?
そんな不安を持つ人も多いはず。でも大丈夫!

「墓じまい」は、決して後ろ向きなものではなく、未来志向で家族を思う大切な選択なんです

今回もみら活的に前向きな視点で、墓じまいのすべてをわかりやすく解説します!

墓じまいとは?

「墓じまい」とは、簡単にいうと お墓を片づけること。

具体的には

  • お墓に埋葬されている遺骨を取り出す
  • 墓石を撤去して更地にする
  • お寺や霊園との契約を終了する

という一連の作業のことを指します。

なぜ墓じまいが増えているの?

ここ数年、墓じまいを選ぶ人が急増しています。その背景にはいろいろな理由があります

🔹 跡継ぎ問題
「子どもが遠方に住んでいる」「そもそも子どもがいない」という家庭が増えてきました。

🔹 経済的負担
お墓の管理費や維持費は意外と負担が大きいんです。毎年数千円〜数万円かかることも。

🔹 お参りが難しい
忙しい現代社会、いまや共働きが当たり前の時代、田舎にお墓があって遠い……という人も多い現実。

🔹 価値観の変化
「供養は心の中ですればいい」という考えが広がっています。

数字で見ると、お墓の引っ越し(改葬)は2022年度に151,076件。
統計を取り始めた1997年以来、いちばん多い数です(厚生労働省「衛生行政報告例」)。
墓じまいも、この中に含まれています。もう「珍しいこと」ではありません。

初代アイキャッチ:墓じまい
この記事の初代アイキャッチ(2025年7月)

墓じまいの手順

「墓じまいしたい!」と思っても、いきなりお墓を片づけることはできません。

ちゃんと段取りがあるんですッ!

① 親族への相談

まず大事なのは、親族との話し合い。これを飛ばすと大変なことになります、きっと😅

お墓は家族や親戚にとって大切な場所
勝手に決めると「なんで勝手に壊したの!?」と大問題になることも……

「将来のためにこうしたいんだ」と、きちんと話しておくのが平和への第一歩です😊

② 改葬許可の取得

お墓を移動させるには、改葬許可証が必要

手順はこうです👇

  • 移転先(納骨堂や永代供養先など)を決める
  • 市区町村役場で改葬許可申請を行う
  • 許可証を受け取る

費用は数百円〜数千円程度。意外とお手頃です!

改葬許可証の仕組み(書類は3つ)

遺骨を動かすには、法律(墓地埋葬法)で「改葬許可証」が必要です。中身はこうなっています。

書類誰がくれる?ポイント
改葬許可申請書今のお墓がある市区町村の役所(窓口かWeb)遺骨1体につき1枚。申請者が墓地の使用者と違うときは承諾書か委任状
埋蔵(収蔵)証明書今のお墓の管理者(お寺・霊園)お寺の署名が必要なことが多い。だからお寺への相談が先
受入証明書(または使用許可証の写し)移転先(永代供養・納骨堂など)移転先を先に決めないと申請できない
  • 手数料は自治体で違います(横浜市・長野市は無料、1通300円のところも)
  • 出すのは「今のお墓がある市区町村」。住んでいる所ではありません
  • 許可証は遺骨を運ぶときに持っていき、移転先に渡します

👉自治体での死亡届・火葬許可証の取得(役所の手続きの流れ)

③ 移転先の検討

お骨の移動先は人それぞれ
以下のような選択肢があります👇

  • 永代供養
  • 納骨堂
  • 散骨
  • 手元供養
  • デジタル墓

「未来志向」のみら活的には、デジタル墓という選択も面白いですね✨

④ 僧侶による閉眼供養(魂抜き)

お墓には「魂が宿っている」と考えられており、墓じまいをする前に 僧侶にお経をあげてもらう「閉眼供養(魂抜き)」 を行うことがあります。

  • 宗派や地域によって必須の場合もあれば、省略するケースもあります。
  • お布施の相場は 1万円〜5万円程度 が目安。
  • 石材店やお寺に相談すれば、僧侶を紹介してもらえることも多いです。

閉眼供養を行うことで、「きちんと区切りをつけた」という安心感を持てるのも大きなポイントです✨

⑤ お墓の撤去

お墓の石を撤去するのは石材店の仕事です。

  • 見積もりを必ず取ること!
  • 広さや場所で費用は変わります。
  • 10万円〜50万円程度が一般的な目安です。

⑥ お寺や霊園との手続き

もしお寺にお墓がある場合、離檀料(りだんりょう) がかかる場合も。

  • 離檀料は0円のところもあれば、数万円〜数十万円と幅広いです。
  • しっかり話し合いをするのがトラブル回避のコツ!

離檀料で困ったら

  • 離檀料を決めた法律はありません。「お世話になったお礼」で、相場も決まっていない(数万〜十数万円が多いと言われますが、幅があります)
  • 高額を請求されて納得できないとき:
    まず「内訳を教えてください」と聞く。それでもまとまらなければ、消費生活センター(188)や、お寺の宗派の本山、弁護士に相談。埋蔵証明書に署名してもらえず止まったら、市区町村の役所に相談を
  • トラブルの多くは「突然、墓じまいしますと言った」ことから。まず「お墓のことで相談があります」と電話して、お寺の言い分も聞くのが近道です

👉お寺・僧侶への連絡や依頼の仕方(菩提寺があるときの注意)

まずどこに相談する?

「墓じまいを考えたけど、どこに相談したらいいの?」という方も多いはず。

迷ったら、まず以下のどこかに相談するのがおすすめです!

  • お寺や霊園の管理者  → 離檀料や供養の流れを確認するならここ!
  • 石材店(墓石業者)  → 撤去費用の見積もりや、僧侶の紹介もしてくれる場合あり
  • 市区町村役場  → 改葬許可申請のやり方を確認できる
  • 葬儀社や終活カウンセラー  → 全体の流れを相談したいときに便利

まずはお寺や霊園に相談するのが最初の一歩です☝️

墓じまいの費用

ここが一番気になるポイントですよね!

墓じまいにかかる費用の目安は以下の通り👇

お墓の撤去費用

  • 小さめのお墓 → 約10万円〜20万円
  • 大きめのお墓 → 約30万円〜50万円

改葬手続き費用

  • 数百円〜数千円(自治体による)

移転先の費用

  • 永代供養 → 5万円〜30万円程度
  • 納骨堂 → 10万円〜100万円以上の場合も
  • 散骨 → 数万円〜
  • デジタル墓 → サービスによって無料〜数万円

離檀料

  • 0円〜数十万円
  • 「お気持ちで」と言われることもあり、トラブルの原因になりがち

トータル費用

全体で 20万円〜100万円以上 かかるケースも珍しくありません。

だからこそ、しっかり見積もりを取ってから決断するのが大切です!

費用を安くする3つの工夫

  • 石材店の撤去費は「1㎡あたり」で見積もられることが多い。お墓の面積を測っておくと、複数社の比較ができます
  • 霊園が石材店を指定している場合は比較できません。「指定業者はありますか?」を先に聞く
  • 移転先を合祀型にすると費用は下がりますが、戻れません。
    永代供養の記事の「契約前に聞くこと5つ」で確認を

移転先の費用の目安(2026年1月の全国調査の平均と、幅)

移転先費用の目安
永代供養(合祀)5万〜30万円(目安)
納骨堂平均81.5万円
樹木葬平均71.7万円
散骨(委託〜個別)5万〜30万円
手元供養(ミニ骨壺など)数千〜5万円+残りの納め先

👉永代供養とは?
👉樹木葬とは?

トラブル防止のポイント ⚠️

墓じまいは、心情的にも親族間で揉めやすいテーマ

以下をしっかり押さえておきましょう👇

親族との話し合い

  • みんなの意見を聞くことが何より大事!
  • 「勝手に決めた」と思われないように
  • 丁寧な会話の積み重ねが必要 ☝️

お寺・霊園との相談

  • 離檀料は明確に確認する
  • 書面やメールでのやり取りを残すのがおすすめ(後のトラブルを避けるため)

専門家に相談する

  • 行政書士
  • 葬儀社
  • 石材店

「行政書士」は改葬許可の書類づくり、「石材店」は撤去と遺骨の取り出し、「葬儀社」は全体の段取りと僧侶の紹介。全部まとめて頼める「墓じまい代行」もありますが、費用の内訳を必ず確認してください。

👉遺品整理・不用品の処分や片付け(業者の見積もりで聞くことは同じ)

プロの意見を聞くと安心感が全然違います!

墓じまい後の供養方法

お墓を閉じたあとの「ご遺骨の行き先」も大切なテーマです。

未来志向のみら活的には、選択肢はどんどん広がっています!

永代供養

  • お寺や霊園が責任を持って供養
  • 維持費がかからない
  • 合同墓の場合、個別のお参りができないことも

永代供養についてはこちら

散骨

  • 海や山に還す方法
  • 法的には問題ないが、許可が必要な場合あり
  • 家族の理解を得るのがポイント

散骨についてはこちら

手元供養

  • 遺骨を自宅に保管
  • アクセサリーに加工する人も増加中!
  • 法的には問題なし

手元供養についてはこちら

デジタル墓

  • インターネット上で「仮想のお墓」を作る
  • 写真や動画、メッセージを保存できる
  • 「未来の供養」として注目度が上昇中!

デジタル墓についてはこちら

「今はまだ決められない」人へ

墓じまいを急がず、お墓を借りる(レンタル墓)や、管理費だけ払って様子を見る選択もあります。遺骨は自宅で待てます(手元供養の記事を参考に)。

👉レンタル墓とは?|お墓を借りるという新しい供養の形
👉お一人墓ってどんな選択?

みら活的まとめ

お墓は「先祖代々守るのが当たり前」という時代から、
「未来に向けて自分らしい供養を選ぶ時代」 に移り変わりつつあります。

墓じまいはその象徴とも言える選択肢の一つ。

決して後ろ向きなことではなく、家族の負担を減らし、
大切な想いを未来へつなぐための 前向きな行動 です☺️

みら活では、これからも 未来志向の供養の形 を探し続けます。

「心が軽くなる終活」を一緒に考えていきましょうッ🌟

👉お墓を持たない供養とは?まとめ
👉手元供養とは?
👉散骨とは?

みーちゃん

次の記事はこちらだニャ~👇👇

あわせて読みたい
デジタル墓とは?未来の供養をみらっと解説 はじめに 「お墓って、これからもずっと同じ形なのかな……?」 人生100年時代。家族のあり方も、供養の形も、どんどん変わってきています。 そんな中で注目を集めている...
みうら

レンタル墓もあるみゃッ👇

あわせて読みたい
 レンタル墓とは?|お墓を借りるという新しい供養の形 みらおファミリー 午後のひととき☀️ ねぇみー坊、レンタル墓って聞いたことある? お墓を借りるってどういうことなんだろ? あるよ〜! 最近は買うだけじゃなくて借り...

相続や遺言について知りたい方はこちらをご覧ください👇👇

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

終活をポジティブにアップデートした
『みら活』を発信中!
みらおファミリーといっしょに
未来をつくっていきましょう。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次