「相続ってさ…誰が何をもらうかって、話し合わないとダメなんでしょ?正直、もめそうで怖いんだよね…」
「それが“遺産分割協議”ってやつね。避けて通れないけど、ちゃんと準備すれば落ち着いて進められるわよ」
■ 遺産分割協議ってなに?
遺産分割協議とは、相続人全員で話し合って遺産をどう分けるか決める手続きのことです。
法定相続分に従って自動的に分かれるわけではなく、実際には協議での合意が必要になることが多いのです。
「法定相続分ってのはあくまで”目安”。実際には”誰がどれを受け取るか”を全員で話し合って決めるんだ!」
■ 遺産分割協議が必要なタイミングは?
基本的には、以下のような場合に必要です:
- 不動産など、分割が難しい財産がある
- 相続人が複数いる
- 法定相続分通りに分けたくないと考えている
- 誰が何を受け取るかを明確にしたい場合
なお、相続人が1人だけなら協議は不要です。
■ 協議を進める前にやるべき準備
① 誰が相続人かを確定する
→ 戸籍謄本を取り寄せて法定相続人を調査。
② 遺産の全体像を把握する
→ 不動産、預貯金、有価証券、借金などプラスとマイナス両方を確認。
③ 遺言書の有無を確認する
→ 公正証書遺言があれば優先される。自筆遺言は家庭裁判所での検認が必要。
「みらら的には、最初に“相続人が誰か”をしっかり調べるのが大事だと思うよ〜!」
■ 協議の進め方と必要書類
- 相続人全員で話し合う (LINEやメールだけのやりとりではNG。書面が必要)
- 遺産分割協議書を作成する → 誰が何を受け取るかを明記し、相続人全員が署名・実印を押印。
- 印鑑証明書を添付 → 不動産登記や金融機関での手続きに必要。
■ 協議がまとまらない場合は?
話し合いで合意できない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることになります。
それでも決着がつかない場合は、審判(裁判)に進みます。
「調停になると時間もお金もかかるから…できれば事前の準備で防ぎたいところね」
■ トラブルを防ぐためのコツ
- 感情論ではなく事実ベースで話す
- 事前に財産目録を作る
- 専門家(司法書士・行政書士・弁護士など)に相談する
- 生前に家族で話し合う“みら活”が重要!
🌱まとめ|遺産分割協議は“未来をつなぐ話し合い”
遺産分割協議は、家族の大切な資産をどう引き継ぐかを決めるプロセス。
もめないための準備や心構えがあるかないかで、結果は大きく変わってきます。
「みら活」では、この協議をただの“相続の作業”ではなく、
家族のつながりを再確認し、未来への思いを伝える機会と捉えています。
ぜひ「備えとつなぎ」の視点で、話し合いのきっかけをつくってみてください。
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