「ねぇねぇ、みらお〜!“そうぞく”ってなに〜?」
「うーん…たしか、誰かが亡くなったときに、その人の持ってた物とかお金を、家族がもらうこと…だったっけ?」
「半分正解ね。正確には、亡くなった人(被相続人)の財産を、法律で決められた人(相続人)が引き継ぐことよ✨」
みら活では、この「相続」を “未来をつなぐ知恵” として捉えています。
争いではなく、感謝と配慮で引き継ぐことができれば、きっと家族の絆はもっと深まるはず。
相続人って誰?誰でもなれるの?
「“相続人”って、だれのことなんだろ〜?」
「簡単に言うと、亡くなった人の配偶者や子どもなど、家族よ。法律で“なる人”と“ならない人”が決まってるの。」
【法定相続人の順位】
法律では、次のような順番で相続人が決まります:
- 配偶者(常に相続人)
- 第1順位:子(実子・養子)や孫(代襲相続)
- 第2順位:親や祖父母
- 第3順位:兄弟姉妹(甥・姪に代襲あり)
💡ポイント
- 配偶者は常に相続人です。
- 子がいなければ、第2順位に移行。
- 全員いなければ、遺言などで指定されていない限り、相続人不在になります。
相続する“財産”って、なにがあるの?
「家とか土地とか…?それ以外にもある?」
「もちろん!相続の対象になる財産は、“プラス”も“マイナス”も含まれるの。」
➕ プラスの財産
- 預貯金
- 不動産(家、土地など)
- 株式、投資信託などの金融資産
- 自動車
- 貴金属・骨董品
- 著作権や特許権
- デジタル資産(仮想通貨、NFTなども含む)
➖ マイナスの財産(=借金など)
- 住宅ローン
- カードローン、借入金
- 未払いの税金・医療費
- 保証人としての債務 など
「えっ、借金まで相続しちゃうの!?😱」
「そうなの。だからこそ、“相続放棄”や“限定承認”という制度もあるのよ。」
相続って、いつから始まるの?
「相続の準備って、生きてるうちにするもの?」
「ううん。法的には“亡くなった瞬間”から相続は発生するの。」
つまり、被相続人が亡くなったその日から、遺産は相続人に引き継がれた状態になります。
ただし、遺産をどう分けるか、放棄するかなどの手続きは、その後に話し合いや申請を通じて行われます。
まとめ🌱
相続とは、亡くなった人の思いや財産を、次の世代につなぐ「リレー」のようなもの。
ただの“お金のやりとり”ではなく、「どう遺すか」「どう受け取るか」を家族で考える大切な機会です。
✔ 誰が相続するのか?
✔ 何を相続するのか?
✔ どう引き継ぐのか?
この3つを知っておくことで、いざという時に慌てず、家族みんなが納得できる形で未来へつなげることができます✨
次回は、「法定相続人」についてさらに詳しく解説します☝️
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