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第1章
みら活ストーリー 第 36 話 「AIの楽園へ」
山あいの峠をこえたとき、一行は、思わず足を止めた。 谷ぜんたいに、白くかがやく都市が、広がっていたのだ。光の橋が宙をわたり、光の球がふわふわと街をとびかい、家々のあかりが、星のようにまたたいている。 なんだ、ここ……。未来、みたいだ ……ここが... -
第1章
みら活ストーリー 第 35 話 「消えない記憶 〜旅立ちのとき〜」
出発の朝。荷づくりをすませた家に——みらおの姿が、なかった。 みらい「みらお……? どこ行ったんだろう、昨日怒りすぎちゃったかな……」 そのとき、家のとびらが、こんこんこん、と鳴った。立っていたのは、ひとりの女の人。年をかさねても、しゃんとした... -
第1章
みら活ストーリー 第 34 話 「ミラドの武道大会」
生誕祭の二日目城下の闘技場は、朝から大にぎわいだった きょうは祭りいちばんの呼び物——武道大会の日だ 司会「さあ、始まりました、ミラド武道大会!国じゅうの強者たちが、王の御前でうでをきそいます!」 観客席で、みらおたちも、わくわくと開会を待っ... -
第1章
みら活ストーリー 第 33 話 「未来を祝う生前葬」
光の町をあとにして、つぎの地へむかう、朝の街道。のどかな道中——とつぜん、みらおが、ビクッと立ち止まった… …………はっ!! ど、どうしたの、みらお!?まさか漏らした…… みらお、おもらし〜💕 ちがうッきょ、今日って……今日って、何の日だっけ!? ええ... -
第1章
みら活ストーリー 第 32 話 「AIと語る故人」
光の町のおくに、ひっそりとした館があり 人々は、そこを『記憶の間』と呼んでいた。 うわさは、ほんとうだった。——その館では、亡くなった人と、話せるのだという。 亡くなった人と、話せる……!?そんなこと、できるの? ……入ってみよう。たしかめたいん... -
第1章
みら活ストーリー 第 31 話 「デジタルで繋がる供養」
海ぞいの街道を進むと、白い石づくりの、あたらしい町についた。 町の中心に、ひときわ目をひく建物があり、光の柱が立ちのぼる、ふしぎな祈りの堂 なんだろう、あの光……きれいだけど、見たことない建物だ 行ってみよう〜 あれはたぶんこの旅でいちばん『... -
第1章
みら活ストーリー 第 30 話 「大地に還る」
祈りの丘をこえると、みどりの深い森と、そのむこうに光る海が見えてきた。 森の入り口には、小さな木の門があり かかげられた札には、こう書かれている——『樹木葬の森』 じゅもくそう……? お墓じゃ、なくて? 森の中は、しずかで、明るかった。 木もれ日... -
第1章
みら活ストーリー 第 29 話 「祈りの形は自由だ」
島から本土へもどった一行は、ゆるやかな丘のつらなる土地へ入った 丘のうえの町は、ふしぎな町だったとんがり屋根の祈りの堂、鐘の塔、石をつんだだけの祈りの場、花で飾られた広場—— いろんなかたちの祈りの場所が、なかよく、ならんで建っている。 いろ... -
第1章
みら活ストーリー 第 28 話 「島の最果てで」
翌朝。一行は、みらといっしょに、島の最果ての岬へ向かった。 白い灯台のふもとに、その人はいた。日にやけた顔に、ふかいしわ。灯台守の、老人だった。 おお、ばあさんとこの客人か。ようこそ、はての岬へ じーさんは、みんなを灯台の中へまねいてくれた... -
第1章
みら活ストーリー 第 27 話 「おひとり島へ渡る」
海べの港から、小さな渡し船にゆられて、しばらく。 青い海のまんなかに、その島はあった。 ——『おひとり島』 おひとり島、かぁ……なんだか、さみしそうな名前だね〜 ところが船が桟橋についたとたん、聞きおぼえのある大声が、とんできた。 桟橋のさきで、...