「ねぇみー坊、法定相続人って誰のこと〜?」
「そーだねー!“法定相続人”っていうのはねー、亡くなった人(被相続人)の財産を、法律で決められたルールに基づいて引き継ぐことができる人たちのことなんだよ!」
「なんとなく知ってるけど、順番とか割合って複雑でごちゃごちゃしてない?」
「うん、だから今回は“ざっくり”でOKだよ!でも大事なとこはしっかり押さえようね!」
✅ 法定相続人の基本的な順番と範囲
法律では、誰がどの順番で相続人になるのかが定められています。
ざっくりと、以下のような“優先順位”があるんです。
🥇 第1順位:子ども(直系卑属)
- 配偶者がいる場合、子どもと配偶者で分け合う
- 子がすでに亡くなっている場合、その孫が代わりに相続する(代襲相続)
🥈 第2順位:父母など(直系尊属)
- 子どもがいない場合に登場
- 配偶者がいる場合、父母と配偶者で分け合う
🥉 第3順位:兄弟姉妹
- 子どもも親もいない場合に登場
- 兄弟が亡くなっている場合は甥や姪が代わりに相続
「順番があるんだねー。てことは、兄弟は最終手段的な存在なのか〜!」
「その通り!基本的には、配偶者は常に相続人になるけど、その他の人たちは“順位”に沿って変わるんだよ」
✅ 法定相続分ってどれくらい?
誰がどれくらい受け取れるか(=法定相続分)も法律で定められているよ!
相続人の組み合わせ | 配偶者の相続分 | その他の相続人の相続分 |
---|---|---|
配偶者+子ども | 1/2 | 子ども全体で1/2(人数で等分) |
配偶者+父母 | 2/3 | 父母で1/3(人数で等分) |
配偶者+兄弟姉妹 | 3/4 | 兄弟姉妹で1/4(人数で等分) |
✅ 具体例でイメージしよう!
🧓 被相続人:たかしさん
👩👧👦 相続人:妻・長男・長女の場合
→ 妻が1/2、長男が1/4、長女が1/4となります。
「おぉ〜、表にするとわかりやすい!」
「でしょ?でもあくまで“法律上の目安”であって、実際は“遺言”や“話し合い(遺産分割協議)”で変わることもあるから注意してね!」
✅ 相続人がいない場合はどうなる?
「相続人が誰もいない、もしくは全員が相続放棄した場合は、その財産は国庫(国のもの)に帰属するよー!」
📝 まとめ
「法定相続人」とは、法律で決められた「相続できる人」のこと。
配偶者は常に相続人となり、それ以外は「子ども → 親 → 兄弟姉妹」の順に決まっています。
遺産をめぐるトラブルを避けるためにも、
誰が法定相続人になるかを事前に確認しておくことが、未来をつなぐ第一歩です。🌱
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