「相続ってさ、実際どんな順番で進めていけばいいの?なんか、やること多そうでさ…😥」
「うん!順番をおさえておけば、焦らずに対応できるよ〜!今日は“相続のタイムライン”を一緒に見てみよう〜!」
【ステップ1】死亡直後〜7日以内にやること
📝死亡診断書の受け取り
まずは病院などから「死亡診断書(または死体検案書)」をもらいます。
🏛死亡届の提出・火葬許可証の取得
死亡診断書と一体化している「死亡届」を市区町村へ提出し、火葬許可証をもらいます(提出は7日以内)。
🔔葬儀・火葬の準備
葬儀社やお寺との打ち合わせを進め、通夜・葬儀・火葬を執り行います。
【ステップ2】死後すぐに着手すべきこと
🏦口座凍結と現金管理
故人名義の銀行口座は、金融機関に死亡を知らせると凍結されます。生活費や葬儀費用の支払いができなくなるため、注意が必要です。
📞重要な連絡
・勤務先、年金機構、保険会社、クレジット会社など
・親族・関係者への連絡
・住まいの管理(電気・水道などの一時対応)
「わぁ…やることが一気に来るね…。こりゃ、覚悟しておかないと。」
「みらお!これからだよー!」
「うん!“相続”っていう意味では、ここからが本番なんだ!」
【ステップ3】相続開始〜3ヶ月以内(熟慮期間)
📘相続人の調査と確定
戸籍を取り寄せて、法定相続人を正確に確定します。知らない相続人が見つかることも…。
📜遺言書の確認と検認
自筆遺言がある場合は、家庭裁判所で“検認”の手続きが必要です(公正証書遺言は検認不要)。
🔍相続財産の調査
プラスの財産(預貯金・不動産・株式など)も、マイナスの財産(借金・保証人など)も、きちんと洗い出します。
🤔相続する?放棄する?
ここまでで、相続を「する・しない」を判断します。放棄や限定承認を選ぶ場合は【3ヶ月以内】に家庭裁判所へ申述が必要です。
💬 みー坊のワンポイント☝️
「3ヶ月を過ぎると“単純承認(たんじゅんしょうにん)”になっちゃうんだ!
そうなると、プラスの財産もマイナスの借金も、全部ひきつぐことになるんだよ!
もし借金が多かったら…とんでもないことに😨」
【ステップ4】4ヶ月以内にやること
📊準確定申告
故人が個人事業主や不動産収入などを持っていた場合、亡くなった年の1月1日から死亡日までの所得について“準確定申告”が必要です。
提出期限は、相続の開始を知った日の翌日から4ヶ月以内。
【ステップ5】10ヶ月以内にやること
💰遺産分割協議
相続人全員で「誰が何を相続するか」を話し合います。合意できたら、「遺産分割協議書」を作成。
📋名義変更・手続き
協議内容に基づいて、不動産や銀行口座、有価証券の名義変更などを行います。
💵相続税の申告・納付(必要な場合)
基礎控除を超える相続財産がある場合は、10ヶ月以内に税務署へ申告・納税が必要です。
「こうやって時系列で見ていくと、少しずつ全体像がつかめるわね…!知らなかったら慌てることばっかり…」
「そうなんだ!でも、みんながこうして“知っておく”だけでも、大きな備えになるんだよ!」
✅まとめ|“相続”の流れを知ることが最初の備え
相続は、突然訪れる“日常の終わり”のあとに、淡々と“やるべきこと”が待っています。
大切なのは、 「順番と期限」 を知っておくこと。
慌てず、遺された家族が未来に向けて歩き出せるよう、まずは知識を持つことから始めましょう。
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