50代・60代から積立投資を始めるのは遅い?60歳スタートの試算と、ぼくが選んだ2つの指数

「投資って、若い人がやるものでしょ?」
「もう60歳。今から始めても意味がない気がする」

みら活の読者さんから、いちばんよく聞く言葉かもしれません。

結論から言うと、遅くありませんッ。
ただし「若い人と同じやり方」ではなく、「年代に合ったやり方」があるんです☝️

今回はそれを、数字と一緒にお伝えしますねーッ😊

【試算】60歳から月3万円を始めたら

まず、60歳から月3万円を積み立てた場合の試算です。

続けた年数積み立てた元本年3%年5%
5年(65歳)180万円約194万円約204万円
10年(70歳)360万円約419万円約466万円
15年(75歳)540万円約681万円約802万円
毎月末に積み立て、利益も再投資した場合の概算。税金・手数料は考慮していません

10年で約466万円。
前回の記事で見た「30年で2,497万円」と比べると、たしかに小さく見えます。

👉月1万円・3万円・5万円の積立投資はどう変わる?30年後の差をシミュレーション

でも、ここで話は終わりませんッ。

お金は「使い始めてから」も働く

多くの人が見落としているのが、ここなんです。

積み立てたお金は、70歳になった日に全部引き出すわけではありません。
毎月少しずつ使いながら、残りは運用を続けることができる

70歳から、さっきの約466万円を「月3万円ずつ」使っていくとします。

  • 運用をやめて、ただ取り崩す → 約13年でなくなる(83歳)
  • 年5%の運用を続けながら取り崩す → 約21年もつ(91歳)

同じ466万円なのに、8年も差がつきます。

つまり、60歳から始めた人の「投資の時間」は、70歳までの10年ではなく、
お金を使い切るまでの30年なんです。

これなら「遅い」とは言えませんよねッ😆

※この数字は、過去の平均的な利回りをもとにした試算であり、将来の成果を約束するものではありません。投資には値下がりのリスクがあり、元本を下回ることもあります。

年代に合った3つのルール

とはいえ、若い人とまったく同じやり方は、おすすめしません。
50代・60代から始めるなら、この3つだけは守ってください。

① 生活費は別に確保する
当面の生活費(目安として1〜2年分)は、投資に回さず現金で持っておく。
これがあれば、値下がりしたときも「売らずに待つ」ことができます。

② 無理な金額にしない
「取り返そう」と大きな金額を入れるのが、いちばん危ない。
月1万円でも、15年で約267万円(年5%)の試算です。まず続けられる金額から。

③ 暴落が来ても売らない
投資を始めれば、いつか必ず大きく下がる年が来ます。
そのとき売ってしまうと、損が確定して「時間の力」も消えます。
①と②を守っていれば、売らずに済みます。

ぼくが選んだのは、この2つの指数

前回の記事で「ぼくは迷いませんでした」と書きました。
ここで、その理由をお話しします。

ぼくが選んだのは、「全世界株(オルカン)」と「S&P500」
この2つの指数に連動する投資信託ですッ

  • 全世界株(オルカン):世界中の何千社もの株に、1本でまとめて投資できる
  • S&P500:アメリカを代表する500社に、1本でまとめて投資できる

選んだ理由は5つ。

  1. 1本で分散できる。「どの会社が伸びるか」を当てる必要がない
  2. 手数料が安い。何十年も持つものだから、ここは大事
  3. 世界経済・アメリカ経済の成長に、そのまま乗れる
  4. 迷わないから、続けられる
  5. 手間がかからない。一度積立の設定をすれば、あれこれ考えたり触ったりする必要がない。自分の時間を、家族や趣味など他のことに使える。ぼくも少しだけ個別株を持っていますが、値動きを見たり決算を追ったり、やっぱり手間がかかります😅

初心者向けの本や専門家の多くが、この2つを定番として挙げています。
ぼくはS&P500を中心にしましたが、「どちらを選んでも大きな差はない」と言われているので
迷ったら、より広く分散されている全世界株でいいと思います。

※このブログでは、証券会社や具体的な商品名には触れません。同じ指数に連動する投資信託は各社から出ているので、「手数料(信託報酬)の安いもの」を目安に、ご自身で調べて選んでくださいねーッ

50代・60代でも使える「NISA」

税金の話を少しだけ。

通常、投資で増えた分には約20%の税金がかかります。
でも「NISA」という制度の口座で買えば、増えた分に税金がかかりません。

  • 18歳以上なら、年齢の上限はありません。60代でも70代でも始められます
  • 年間360万円まで、生涯で1,800万円まで投資できます(2026年10月時点)
  • 「つみたて投資枠」で選べる商品は、国の基準を満たした長期向けのものに限られています

制度は変わることがあるので、最新の内容は金融庁のサイトで確認してください

ぼくも、若くして始めたわけではない

ぼく自身、投資を始めたのは3年前、40代なかばのとき
若いころから始めていたわけではないんです。

それでも、始めてから「もっと早く始めればよかった」とは思っても、
「始めなければよかった」と思ったことは、一度もありません。

「今日がいちばん若い日」
これは終活でも投資でも、同じだと思っていますッ😊

「みら活」って何?という方はこちら
👉みら活とは何か?|終活でもなく、未来をつくるための新しい生き方

月3万円から始める話はこちら
👉月3万円を投資するとどうなる?10年・20年・30年の試算と「続ける」コツ

まとめ

  • 60歳から月3万円でも、10年で約466万円の試算
  • 使いながら運用を続ければ、同じお金が21年もつ。「投資の時間」は使い切るまで続く
  • 守るのは3つ。生活費は別に確保・無理な金額にしない・暴落で売らない
  • ぼくが選んだのは全世界株とS&P500。1本で分散・手数料が安い・迷わない・手間がかからない
  • NISAは年齢の上限なし。60代からでも使える
みらお

村のおじさんに『もう60だから投資は遅いよな』って言われたんだけど…なんて答えればよかったんだろ

みー坊

僕ね〜、計算したんだッ!60歳から月3万円で10年、そのあと使いながら運用すると、91歳までもつんだよ〜ッ☀️

みらら

みらら的には 『お金は使い始めてからも働く』ってところがポイント💕 おじさん、まだ30年あるよ〜💕

みらい

へ〜そーなんだー!『今日がいちばん若い日』ね。さすが〜!

ここまで読んでくれてありがとうございます😊

次の記事では、少し見方を変えて「投資口座は、家族にとっての“遺産”になる」という話をしますねッ
みら活らしい、お金の残し方の話なんです🌟

次の記事はこちら
👉投資口座も「遺産」になる|NISAは相続でどうなる?家族のために今できる4つの準備

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