投資口座も「遺産」になる|NISAは相続でどうなる?家族のために今できる4つの準備

団欒するみらおファミリー

ここまで3回にわたって、積立投資の話をしてきました。

「月3万円でどうなるか」「金額より時間」「60歳からでも遅くない」

最後の今回は、少し見方を変えます。

その投資口座、あなたに何かあったとき、どうなるか知っていますか?

積み立てたお金は、いつか必ず「家族にとっての遺産」になるんです☝️

みら活らしく、「残す」「つなぐ」の話で締めくくりますねーッ😊

投資口座も、銀行口座と同じように「止まる」

まず知っておいてほしいのが、これ。

名義人が亡くなると、証券口座は銀行口座と同じように凍結されます。
家族であっても、勝手に売ったり引き出したりはできません。

相続の手続きをして、はじめて動かせるようになるんです。

口座が止まる仕組みはこちらでくわしく
👉口座の凍結ってなに!?急なときに慌てない「みら活」流ポイント

NISAの「税金がかからない」は引き継げない

ここが、いちばん知られていないところ。

NISA口座で増えたお金には税金がかかりません。
でもこのメリットは、本人だけのものなんです。

亡くなった後、NISA口座の中身は、相続した家族の「普通の口座(税金がかかる口座)」に移ります。

  • 亡くなった日までに増えた分 → 税金はかからない(ここまではNISAの効果が残る)
  • 亡くなった日の値段が、家族にとっての新しい「買った値段」になる
  • そこから先に増えた分 → 普通に約20%の税金がかかる

つまり「NISAだから家族もずっと非課税」ではない、ということ。
知らないと「話が違う」と感じるところなので、先に知っておいてくださいッ

でも、慌てて売らなくていい

「じゃあ、亡くなったら全部売ってお金にしないといけないの?」

そうではありません。

株や投資信託は、売らずにそのまま家族の口座に移すことができます。
これを「移管(いかん)」と言います。

相場が下がっているときに、手続きのために慌てて売る必要はないんです。
家族がそのまま持ち続けて、運用を続けることもできる。

前回の記事で書いた「お金は使い始めてからも働く」は、世代をまたいでも続くということですッ☀️

証券口座の相続手続きの流れはこちら
👉預貯金・有価証券の名義変更・解約方法まとめ|相続手続き完全マップ

いちばん怖いのは「見つけてもらえない」こと

税金より、手続きより、本当に怖いのはこれなんです。

家族が、口座があることを知らない。

今の投資は、スマホひとつで完結します。
通帳もなければ、郵便物も来ない。
本人が黙っていたら、家族は気づきようがないんです。

一応、「故人がどの証券会社に口座を持っていたか」を調べる仕組みはあります。
でも有料で、書類をそろえる手間もかかり、そもそも「調べよう」と思わなければ始まりません。

せっかく何十年もコツコツ積み立てたお金が、誰にも知られないまま眠ってしまう。
これほどもったいないことはありませんよねッ

スマホの中の財産について、まとめて知りたい方はこちら
👉デジタル遺産とは?未来に想いを残す新しいカタチをみらっと解説

家族のために、今できる4つの準備

全部、お金はかかりません。今日からできることです。

① 「どこに」口座があるかを伝える
証券会社の名前と、「NISAで積立をしている」という事実。
これだけで、家族は手続きの入口に立てます。
※ログインのIDやパスワードを教える必要はありません。相続の手続きは本人確認の書類で進むので、パスワードは知らなくて大丈夫なんです。

② エンディングノートに書いておく
口座の一覧を、紙に書いて決まった場所に置く。
「どこの証券会社」「NISA口座」「だいたいいくら」。
くわしい金額でなくていい。「あることが分かる」のが大事なんですッ

③ 「売らなくていい」と伝えておく
家族が慌てて底値で売ってしまわないように。
「そのまま移して持ち続けられるからね」の一言を残しておく。
これは、お金の話であると同時に、あなたの「考え方」を残すことでもあります。

④ 年に一度、ざっくり共有する
年末でも誕生日でもいい。
「今、だいたいこれくらいになったよ」と話す日を決めておく。
我が家では、妻もNISAで積立をしていて、お互いの口座のことは共有しています。

投資は「自分のため」から「家族のため」へ

投資を始めたばかりのころ、ぼくは「自分の老後のため」だと思っていました。

でも続けているうちに、気づいたんです。
これは、家族に残す「仕組み」を作っていることでもあるんだって。

お金だけじゃない。
「コツコツ続ければ、未来は変わる」という考え方ごと、家族に手渡せる。

それって、みら活そのものだと思いませんか😊

まとめ

  • 投資口座も、名義人が亡くなると凍結される
  • NISAの非課税は家族に引き継げない。でも亡くなる日までに増えた分には税金がかからない
  • 株や投資信託は、売らずにそのまま家族の口座に移せる
  • いちばん怖いのは「家族が口座を知らない」こと
  • 今できる準備は4つ:どこにあるか伝える/ノートに書く/売らなくていいと伝える/年に一度共有する
みらい

ねえみらお、あなたの口座ってどこにあるの?もしものとき、わたし何も知らないんだけど…

みらお

えっ…そういえば言ってなかった…スマホの中だけだもんな…

みー坊

証券会社の名前と『NISAやってる』ってことだけ伝えればいいんだッ!パスワードはいらないんだよ〜ッ☀️

みらら

みらら的にはね〜💕 年に一回『今こんな感じだよ』って話す日を決めるのがいいと思う💕 お誕生日とかね💕

ここまで読んでくれてありがとうございますッ😊

投資シリーズは今回でひと区切り。
「増やす」から始まって「残す」、そして「伝える」「つなぐ」で終わる。これがみら活流の投資の話でした。

シリーズを最初から読む
👉月3万円を投資するとどうなる?10年・20年・30年の試算と「続ける」コツ

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