編集長みらっち– Author –
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第1章
みら活ストーリー 第 29 話 「祈りの形は自由だ」
島から本土へもどった一行は、ゆるやかな丘のつらなる土地へ入った 丘のうえの町は、ふしぎな町だったとんがり屋根の祈りの堂、鐘の塔、石をつんだだけの祈りの場、花で飾られた広場—— いろんなかたちの祈りの場所が、なかよく、ならんで建っている。 いろ... -
第1章
みら活ストーリー 第 28 話 「島の最果てで」
翌朝。一行は、みらといっしょに、島の最果ての岬へ向かった。 白い灯台のふもとに、その人はいた。日にやけた顔に、ふかいしわ。灯台守の、老人だった。 おお、ばあさんとこの客人か。ようこそ、はての岬へ じーさんは、みんなを灯台の中へまねいてくれた... -
第1章
みら活ストーリー 第 27 話 「おひとり島へ渡る」
海べの港から、小さな渡し船にゆられて、しばらく。 青い海のまんなかに、その島はあった。 ——『おひとり島』 おひとり島、かぁ……なんだか、さみしそうな名前だね〜 ところが船が桟橋についたとたん、聞きおぼえのある大声が、とんできた。 桟橋のさきで、... -
第1章
みら活ストーリー 第 26 話 「若者の『もしも』」
広場のすみみらおは、浮かない顔の青年のとなりに、そっと腰をおろした。 「……となり、いい?」 青年は、こくりとうなずいた。手の中の書きかけのカードを、ぎゅっとにぎって。 レン「……旅の人も、わらいます?若いくせに『もしもリスト』なんて書いてるの... -
第1章
みら活ストーリー 第 25 話 「Z世代の終活村」
終活村のとなり。小さな川をわたると、空気が、がらりと変わった。 音楽。カラフルな旗。壁には、おおきな絵が、のびのびと描かれている行きかうのは——おどろくことに、みんな若者だった。 ここ、ほんとに『終活』の村……?お祭りみたいだけど みらら的には... -
第1章
みら活ストーリー 第 24 話 「村長の教え」
村長の家は、村を見わたす小さな丘の上にあった。 むかえてくれたのは、しゃんと背すじののびた、白髪のおばあさん——この人が、終活村の村長だった。 よく来たね、旅の人たち。……おや。あんた、おもしろいものを持ってるじゃないか 村長の目は、みらおのこ... -
第1章
みら活ストーリー 第 23 話 「終活村のおじいさん」
山道をぬけると、ひらけた谷あいに、あかるい村が見えてきた。 畑では歌声。広場では笑い声。すれちがう人は、みんな、いきいきとした顔をしている。 なんだか……元気な村だね〜 ここは『終活村』この村の人たちはねみんな『終活』をしているんだ〜 しゅう... -
第1章
みら活ストーリー 第 22 話 「遺品整理の嵐」
つぎの村に近づくと、遠くから、どなり声がきこえてきた。 「ぜんぶ捨てるなんて、ゆるさない!」 「じゃあおまえが、ぜんぶ持ってくのかよ!」 村はずれの大きな家の前で、ふたりの男の人が、言いあらそっていた。家のとびらは開けっぱなしで、中から、家... -
第1章
みら活ストーリー 第 21 話 「保険の迷宮」
つぎの町に入ると、一軒の家の前で、ため息が聞こえてくる 家のとびらは、あけっぱなし。中をのぞくと——紙、紙、紙…… 書類の山が、ろうかまで、あふれ出ていた。 未亡人「ああ、旅の方……。おはずかしいところを」 家の主は、年配の女性だった。つかれた顔... -
第1章
みら活ストーリー 第 20 話 「突然の口座凍結!」
デジタル遺跡をあとにした一行は、山あいの、小さな村にたどりついた。 石づくりの家がならぶ、しずかな村 ……のはずが、村の広場が、なにやら、ざわついている 村人A「だから、開かないんだって!なんどやっても!」 村人B「こまるよ……うちは、あした、し...